スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
←prev entry Top next entry→
コアな人たちの地盤を固める
むかし、モデルの仕事をやっていたときに、CMで反町隆史さんと共演する機会がありまして。


1994年当時、すでに関西では有名だったらしいのですが、失礼なんですが東京に住んでいたそのときの自分にはまだ、知らない人だったんです。


プロデューサーとお話をしたときにこんなことを言ってました。


「タレントというのはまず、関西から流行る。関西で流行らせてから、東京で売る。」


話によるとどうも人気タレントというのは、関西で先に人気になって、その後、東京で人気になって、全国区になる傾向が(当時の話かもしれませんが)あるんだそうです。


ビックになりたくて上京する、などというストーリーを信じてた当時の自分は、いきなり東京に来たわけですが、へえ!そういう売り方があるんだ!と、ショックを受けました。


関西の人は、性格的に、新しいものを受け入れやすい人たちで。
かたや東京や全国区というものは、ある程度人気がないと、そもそも受け入れないのだそうで。
だから、関西で人気の地盤をつくってから、全国区に出るのだそうです。


とまあ、そんなお話を覚えた、20歳そこそこの自分でした。
それから数年後、いつの間にか、モバイルコンテンツをつくることが仕事になりました。


こんどは、自分らがつくったモバイルコンテンツを売るときに、どうやったらいい?
そんなことを考えます。


人もお金もモノも何にもない。
あるのは、夢と情熱くらいだ。
そんな状態で、どうやったら売れるんだ?
一所懸命考えました。


全国区に出るためには、やっぱりコアな人たちに支えられた、人気の地盤をつくってからだよな。
と思いました。


MWがはじまりました。
不思議なもので、最初のコアな人たちは、やっぱり関西の方が多かった。
コアな方々にじっくりと支えられて、ある程度までいくことができました。


ところが、2010年初頭、突如として訪れるソーシャルアプリの大流行。
この流行に乗り遅れまいとトップダウンの会社ぐるみで方向転換の指示が出ました。


それまでアンドーくんのペースでのんびりとやってこれたMWは、会社全体で動く大プロジェクトとなりました。
優秀なエンジニアやデザイナーたちが集いチームプレイで作り出したシステム。それはとても素晴らしい出来でした。
ただ、アンドーくんの仕事はそこにはなかった。
その間アンドーくんは、社内システムをつくっていました。


ところが、前年夏から大幅な予算を使ってしまって、会社からお金がなくなりました。
急転直下、優秀な人材が次々と流出する事態に。
ポツンと残されたのは、管理者を失った優秀なシステムとアンドーくん。


いまMWに何か事故があったらどうなるんだろう?
それを思うといてもたってもいられず、なんとかしたいと思った。
しかし、優秀なシステムはアンドーくんのスキルと理解をはるかに越える、難解なもの。
必死で勉強しました。
サーバに事故があって、朝4時に起こされることもたびたびでした。


それから半年、勉強のかいあって、やっとサーバのことはなんとか出来るようになりました。


会社はアンドーくんの努力を認めて彼に新しい仕事を与えました。
それは、ユーザインターフェイスのカイゼン担当。


努力が認められて嬉しい。でも、アンドーくんは迷いました。
自分がMWから離れている間、サーバのことを勉強している間に、自分が理想としていたMWとは、かけ離れた姿になっていたからです。


アンドーくんが目指しているのは、最高のモバイルコンテンツ。
でも、いまMWはちゃんとここにあって、今このMWを好きな人もいる。
しかし、かつて歩もうと思っていた最高のモバイルコンテンツを目指す道のりとは、違う道を今、歩いている気がしているわけです。
いまのMWを、どうやって最高のモバイルコンテンツに近づければいいのだろう。
どの道のりを歩めば良いのだろう?


そんなことをあれこれ考えて、ずっと迷っています。


さて、迷ったときは原点に返ろう。


コアな人たちの人気の地盤を固める。それから全国区に出る。


自分たちにできることはそんなに多くない。
だから、いろんなことをやろうとしてはいけない。
なぜ人気なのか、どうして人気なのかをちゃんと理解して。
そして、その人気を守ること。
何がMWの人気なのかは、MWのコアな人たちがちゃんと教えてくれてる。
彼らの声を聞けばいい。
それだけでいい。すごくシンプルです。



| 小泉ひろか | モバコン | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | - | - | pookmark |
Comment
2010/11/02 1:32 AM posted by: ひろか
バーバラさん、いつもありがとうございます。

開発ツールもいつか全公開して好きにいじってもらいたいと思っていますでもそれを先導しなきゃいけない自分がまだへっぽこなのでいったいいつになるやら…という感じで申し訳ないです

アイドルが売れたとたん昔のファンを大事にしなくなると生き残れないと思うんですやっぱり、でもそう思っててもなかなかそう出来ていないのはやっぱり自分の力不足なんだとおもいます

でも意見を言ってもらえるのはやっぱり嬉しくて幸せです
2010/11/02 1:09 AM posted by: バーバラ
いまは会いに行けるアイドルAKBが人気の時代です。

モバウォは自分でもシステムに意見が言えそうなところが好きでした。
利益とか開発スピードとか度外視で楽しいことをみんなで考えてたと思います。
私にも理解できる速さで成長してくれるので、いろんな勉強も楽しかったです。

SNSのプラットフォームは開発ツールがない私から見たらブラックボックスなので、なんだかなぁと思います。

手の届くところにあるモバウォが私は好きです。
こんな意見は私だけでしょうけどね(笑)
name:
email:
url:
comments:
Trackback
http://koizumihiroka.jugem.jp/trackback/1089